私の好きな俳優たち~スティーヴン・セガール編
初めてセガール氏を観たのは何気なく観ていた『刑事ニコ/法の死角』でした。ただのアクション映画ではなく、内容も満足できるものだったので、その後暫く観ることが無かったにもかかわらず何年かして沈黙シリーズを観た時、横文字に弱い私でも名前をすぐ言える好人物になっていました。
9歳で移住したロサンゼルスでは空手道場に通いお、17歳で単身来日し、15年の滞在期間中に合気道と剣道を大阪で10年間修行をしました。柔道、剣道、空手とあらゆる武術に精通。日本を第二の故郷と語り大阪弁をしゃべると言う変った経歴の持ち主です。
帰国後はロサンゼルスにマージャル・アーツ・アカデミー「天心」を設立する。スタント・コーディネーターとして映画界に進出し、1988年に俳優としてデビューする。ブルース・リー以来、久々に現れた本物の武術家俳優です。本国アメリカでは、ポニーテールの鉄の拳と呼ばれ、東洋の秘術を身につけた精神性も高く評価されています。デビュー以来、他のジャンルには目もくれず、一貫してアクション映画に出続け、そのほとんどに共同プロディーサーとして名を連ねています。
元CIAの特殊工作員であり、合気道の達人でもある刑事ニコ・
トスカーニが、相棒の女刑事と共に行方不明の娘を追って高純度の麻薬に行き当たる。だが捕まえた容疑者が放免になった事から、不審に思ったニコは単身調査を続ける。その裏には、政界をも巻き込
んだ大きな麻薬組織が存在した。やがて事件の背後に、かつてベトナムで仲間だったゼーガンの姿が浮かび上がった。法の届かぬ悪にニコは立ち向かっていく・・・『刑事ニコ/法の死角』
ニューヨーク・ブルックリンの麻薬担当刑事ジーノは、親友の同僚刑事ボビーが街で買い物中に家族の目の前で暴漢に襲われ射殺され、怒りを爆発させる。犯人を挙げるため、彼は独自の手荒な捜査を開始した。やがて犯人が何とジーノの子供時代のライバルで、今は麻薬中毒患者のリッチーであることが判明。、麻薬の副作用で凶暴になったリッチーは、現職刑事を殺したからどうせ死刑だと殺人狂になってしまい、街中を逃げまわりながら、次々と無意味な殺戮を繰り返す。ジーノが捜査を進めていくうちに、殺された刑事ボビーの隠された秘密とリッチーがボビーを殺した動機が判明する・・・『アウト・フォー・ジャスティス 』
テロリストが、ワシントン行きのジャンボ機をハイジャック、陸軍特殊部隊のトラビス中佐が招集される。要求は組織のリーダーの釈放だったが、グラントは、彼らの目的は毒ガスでワシントンを攻撃することだと指摘する。それが事実なら、ジャンボ機をワシントンに着陸させることは出来ない。そのために、400人の乗客を犠牲にして爆破すべきなのか。政府が判断に苦しんでいる時、トラビス奇想天外な作戦を提案する。それは、実験中の空中輸送機を空中8000メートルの上空で、ジャンボ機にドッキングさせ、特殊部隊のメンバーを送り込むという『エグゼクティブ・デシジョン』・・・アクションだけではない内的な要素を含んだ作品たちです。
身長193cm。『如何にも強そう』な精悍な顔立ち。元軍人や刑事、元特殊部隊の隊員などの百戦錬磨の経歴を持ち、東洋武術の達人で凄腕かつ冷静な主人公を演じることが多い。大きな困難やピンチが無く、一方的に敵を壊滅させるストーリーが大半で、その圧倒的な強さが痛快で人気を博している。出演する映画の役作りは、髪の毛をうしろで
束ね、黒ずくめもしくは中国風の服を着た寡黙な武道の達人というキャラクターでほぼ共通しています。出演する映画における役柄がほとんど同じと言うこともあって、役ごとの演じ分けがあまり見られません。
近年ではこうした「強すぎる」ヒーロー像が、マンネリを通り越して一種の様式美として成立している節もあり、ファンの間ではしばしば「セガールを倒すにはどうしたら良いか」「セガールをもっと真面目に活躍させよう」といった議論が冗談混じりに交わされることがあります。またセガール自身も、マウンテンデューのTVCM(日本未放送)において、『強盗に襲われているコンビニに偶然立ち寄ったセガールが、普通に買い物をする過程で次々と悪漢たちを自滅させていき、最後には助けたはずの店員や、駆けつけて来た警官まで誤って倒してしまう』というセルフパロディを演じています。
長く伸ばした髪を後ろで束ねたおなじみのヘアースタイルは侍の髷を意識しています。映画宣伝のため来日した際、出演したバラエティー番組で、尊敬する俳優は三船敏郎・志村喬と答えています。セガールが出演した映画の中で、興行的に大成功を収めた作品にはジョエル・シルバーがプロデュースしたものが多いのですが、シルバーは『DENGEKI』にセガールが出演する際、役作りのための減量のほか「髷」を切るように指示し、セガール氏はこれに従いました。
セガール映画そのものの魅力のほかに、このような経緯もあって「第二の故郷」日本での人気はいまだ根強く、アメリカでビデオストレートの作品が、日本で劇場公開されていることも多いそうです。
セガール本人の声は、どちらかと言えばややか細く優しい感じで、その勇ましい顔つきとは対照的です。そのためセガールの吹き替えをする声優を選ぶのは難しかったようで、初期の頃は本人の声に印象の似た声優が選ばれていましたが、役柄とのギャップがあったためか、最近では「顔」に合った声優が担当しています。大塚 明夫氏、屋良有作氏が有名ですね。宇崎竜童氏もDVDで声優をやりましたね。
『DENGEKI 電撃 』は、スティーヴン・セガールが「マトリックス」の製作者ジョエル・シルヴァーと組んでつくったエンターテインント・アクション・ムービー。デトロイト警察のボイド刑事(セガール)は強引で手荒な捜査が災いし、護衛中の副大統領を川へ投げ込んだり、潜入捜査中の警官を取り押さえてしまったりと不手際続き。すっかりダメ刑事の烙印を押されてしまったボイドだったが、黒人警官クラークを新たな相棒に、警察保管庫からのヘロイン強奪事件の捜査にあたるというもの。
こんなに面白いのに、あまり人気ないのは何故なのでしょう。強すぎるヒーローはだねなのかなあ・・・
作品も似た傾向にあり、でも私は内容がマンネリ化しているとは思いません。2度観いてもいいくらいです。
『ハード・トゥ・キル』や『沈黙の断崖』など私は面白いと感じます。アクション以外に見せる優さがあるからでしょう。
話は変りますが、『リーサル・ウェポン』のメル・ギブソン氏もセガール氏とよく似た怖いもの知らずで好きですね。
ただの強いだけのヒーローだとは思えません。
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