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2009年1月30日 (金)

私の好きな俳優たち~恩田三姉妹編

もたいさんとくれば三姉妹の残り、2人のことも書かざるを得ないでしょう。今だに『やっぱり猫が好き』ファンは多く、2007年8月14日Yahoo!ライブトークにて、恩田三姉妹を演じるもたいまさこ・室井滋・小林聡美が生出演。これは2007年7月4日に発売された「やっぱり猫が好き2007」DVD発売されました。

 第1話放送分の「かや乃おばさんが来た」は、広く知られているシチュエーションとは異なっていいます。出演者は小林聡美、森下愛子、もたいまさこの3人で、室井Satomi003滋は出演していませんでした。設定は、安藤きみえ(小林)と安藤さやか(森下)の姉妹が住むマンションに、伯母の恩田かや乃(もたい)が訪れるというものでした。しか し 第2話放送前に森下が急病のため降板、当時フリーで活動していた室井さんがが代役としてレイ子役を演じるようになろました。それと同時に「恩田三姉妹」という現在知られている設定に変更されていたこと。ご存知でしたか?第2話では変更された設定に出演者はまだ慣れておらず第1話での設定の名残があるます。

 例として、電話に出るきみえが思わず「はい、安藤です」と言っているし、レイ子の女優という設定も、この話の収録中に生まれた(当初は「学校の先生」が職業だと思って演じていたと室井は後に回顧しています)。脚本は数人がローテーションで担当していましたが、三谷氏が担当していた話は特に人気があありました。第1シーズン後半に移ってからは話数のほぼ全てを三谷幸喜が担当しています。これが縁で三谷は三女・きみえ役の小林聡美さんと結婚することになりました。

 マンションの一室を舞台に恩田家の三姉妹が繰り広げる騒動を一話完結(二話続きの例外もあり)で描いたシチュエーションコメディ。 基本的に、舞台はマンョンの一室、出演者は三姉妹と飼い猫のみという設定でした。しかし、初期はスタッフが出ていたり、屋外ロケが数回。スペシャル版では逸見政孝、三谷幸喜、大高洋夫、西村雅彦などが出演していましたね。 台本はあるもののアドリブもかなり多く、そのどっちとも付かないセリフが魅力でもあります。また、失敗やハプニングが起こってもそのまま放送されることも多く、男性スタッフの笑い声がときたま入ってましたね。 この番組の設定の半分はアドリブからきたものなのです。
 難解なセリフが数多くあり、ファンサイトなどではそれらに関する質問が必ずといっていいほど寄せられます。未だに謎に包まれている箇所も多くあり、それ らもこ014steiの番組の楽しみとなっています。

 と恩田家のことではなく小林聡美さんと室井滋さんについて書こうと思ったわけで、まず小林さん。中学2年の時に武田鉄矢氏主演のドラマ「3年B組金八先生」のオーディションに合格し、生徒役でデビュー。 1982年、大林宣彦監督の映画『転校生』で主演に抜擢され、ヌードを披露し話題となりましたね。同作で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。あの映画は本当に面白かったというかドギマギした作品でした。

 『転校生』は、山中恒の児童文学『おれがあいつであいつがおれで』の映画化作品です。この映画が製作された当時、監督をつとめた大林宣彦は「CMディレクター出身の新進気鋭の映画監督」という位置づけであり、すでに監督経験はあったものの名声や地位が十分に確立されていたとはいえなませんでした。また、主演の尾美としのり・小林聡美もほとんど無名の俳優であり、さらに、「男と女の身体が入れ替わる」という内容が、当初は出資を決めていた会社(「学用品関連」とのこと)の内部で「破廉恥である」と問題になり、出資が中止されるなど、制作費の調達などは極めて厳しい状況でした。大林氏は「一時期はクランクアップが危ぶまれるところまで追い込まれた」と述べています。
 

 公開後、地味ですが極めて良質の映画という評価がなされ、参加スタッフ・出演俳優の代表作になりました。(尾道市でロケーションを行った本作『転校生』のほか、『時をかける少女』(1983年)、『さびしんぼう』(1985年)の三作を大林「尾道三部作」と通称し、「尾道三部作」と呼ばれるようになりました。コメディタッチですが、考えさせられることしばしばの作品です。

 この時のイメージが取れなくていつまでたっても高校生から成長しないんで困りますが、三谷監督曰く、『僕は彼女に勝てる事が一つも無いんです。』というほど役者としても、そして他の事にしても小林さんは優れた才能をもっているのだと痛感したのが『やっぱり・・・』の機転の速さなどに現れていますね。どこから台本でどこからアドリブだったか解りましたか?アドリブってとても難しいと思うんですよ。相手がいる場合はなおさら、どこで入っていいのかわからないわけですから。そしてあの早口も頭がよくないとできませんよ。尊敬しちゃいますよね。

 室井さんは、大学在学中の1981年、映画『風の歌を聴け』で劇場映画デビューしてたんですね。1995年、渡邊孝好監督『居酒屋ゆうれい』(94)で報知映画賞最優秀助演女優賞・日本アカデミー賞最優秀助演女優賞・キネマ旬報最優秀助演女優賞・ブルーリボン賞助演女優賞など数々の映画賞を受賞しています。原作は山本昌代の同名小説(河出書房新社・刊)を元に、萩原健一、山口智子、室井滋を迎え居酒屋を舞台に繰り広げられる幽霊(前妻)と飲み屋のご主人(主人公)と後妻の一風変わった三角関係を描いた喜劇映画でした。『風の歌を聴け』はおなじみ村上春樹の作品の映画化です。

 テレビだけでも相当数出演していますが、映画からバラエティまでMuroi001 こなしていらっしゃいます。最近のドラマだけでも

相棒 2nd Season
奥さまは魔女 鈴木恵美子 役
怪奇大家族 忌野幽子 役
松本清張 黒革の手帖 中岡市子 役
にんげんだもの 相田エイ 役
ナニワ金融道
愛と死をみつめて 河野里子 役
純情きらり 有森磯役
ブスの瞳に恋してる 里中花子 役
14才の母 桐野静香 役
新マチベン?オトナの出番? 新城里美 役
4姉妹探偵団 宮本加津代 役
あしたの、喜多善男?世界一不運な男の、奇跡の11日間? 宇佐美広美役(特別出演)
モンスターペアレント 第7話ゲスト 藤巻類子 役
疑惑(テレビ朝日開局50周年記念ドラマ、松本清張生誕100年特別企画)

映画では2000年以降でも

2002年、OUT
2003年、ファインディング・ニモ (ドリー※日本語吹替版の声優として)
2005年、MAKOTO
2005年、KARAOKE -人生紙一重-
2006年、闇打つ心臓
2007年、ゲゲゲの鬼太郎(砂かけ婆役)

と役に捕らわれず、細い(テレビで見ると一般体系に見えますが、実はちっとも太らないのだそうです。)身体で頑張ってくれてます。

それとは別にあの恩田レイ子ははじけすぎではないですか?・・・・

でも彼女達3姉妹が大好きな私でした。

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