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2009年1月26日 (月)

私の好きな作品たち~猫編

 新刊を探していたらまた、見つけちゃいました。ヴィッキー・マイロンさん著、羽田詩津さんが翻訳された『図書館ねこ デューイ―町を幸せにしたトラねこの物語』です。

 1988年、アメリカの小さな町の、こごえるような冬の朝。出勤してきた図書館長のヴィッキーは、本の返却ボックスのなかでうずくまる子ねこをみつけ、その赤茶色の子ねこは、救いだされると健気にしもやけの足で立ちあがり、ヴィッキーの手に頭をすりつけて挨拶をした。信頼しきった大きな目と、人なつこい表情――この子は図書館に必要な存在だ、とヴィッキーは直観する。こうして、2人の物語は始まったのです。

来訪者を出迎え、ひざの上で眠る「図書館ねこデューイ」に、Dtui001 子どもたちは笑顔になり、大人は心をいやされた。やがて人びとはデューイに会おうと図書館に集い、語らうようになる。そしてデューイとヴィッキーは小さな図書館にいながら、町の人を勇気づけ、アメリカ
街じゅう、さらに海外へとあたたかい物語を伝えていくこととなりました。
 自身の病気や子育てに苦労しながらも、デューイの世話をし、ともに図書館をもりたててきた図書館長が、町の人びとに、そして世界じゅうに愛された1ぴきのねこの一生を愛情をこめてつづっています。

動物ものは苦手な私でもこんな図書館があれば行って見たいと思いますね。ペットとか動物とかいうと『いいえ家の家族です。』といわれるほどのペットブームがズ~っと続いていますが本まで読んじゃう人っているのかしらと思ったら、アラ大変。特に犬、猫関連の本は驚くほどあるんですよね。

 吉行 理恵さん作の『湯ぶねに落ちた猫』もタイトルにもある通り、猫好きの作者らしい素敵なエッセイが大半を占めています。 そこに現れる作者と猫たちの心の交流の表現や、そこで起こる様々なエピソードは、猫好きの人には堪らなくなる作品ばかりです。 と同時
に、異常なまでに猫にのめり込んで行く作者の精神的なひ弱さは、過去のエピソードも含め考えさせられるものがあります。
この本の中には、「小さな貴婦人」も収められており、この本全体が、「小さな貴婦人」の解説本のような感じです。 従って、81年に芥川賞受賞時に読んだときよりも、ずっと深くその内容を理解できた気がします。

 また、半藤末利子さんの『夏目家の福猫』も『吾輩は猫である』のモデルになった仔猫は、漱石の妻鏡子との攻防の果てに、いかにして夏目家に住みついたのか。七人の子供を育て、座る暇もないほど忙しい生活をおくった鏡子と漱石の関係。“狂気の時”の恐ろしさと、家族しか知りえないおおらかな素顔。漱石没後の夏目家―。長女筆子から伝え聞いた夏目家のくらしと、文豪の孫としての日常をユーモアたっぷりに描く珠玉のエッセイです。ぜひ読みたい1冊です。

 『猫は魔術師 』と言う本があり、ここではかかってしまったら二度と解けない不思議な猫の魔術。犬ほど愛想がいいわけでも、忠実でもない。人の役に立つわけでも、芸が出来るわけでもない。生意気、自分勝手、わがまま、気まぐれ、マイペース…。でもなぜか愛してしまう不思議な存在“猫”に翻弄された40人の各界著名人たちが猫をこよなく愛する人へ贈るハードフルエッセイ集です。

 私の家でも猫が長く住み着いていましたが、もう天に召されてもうあんな辛い思いはしたくなと暗黙の了解のうちにペットを飼うのをやめました。でもおかしいもので、祖父母の写真は飾っていないのに、猫の写真は健在です。名前は2匹ともメスだったので静江と薫
という実に人間らしい名前を私が命名しました。静江は兄があべ静江さんのファンだったから、薫は私の好きな作家庄司薫氏の名を拝借しました。家は犬も飼っていた時期があるので、犬派とか猫派というのはどちらでもなく、どちらも好きなんですけど、飼ってあげられないのがちょっと淋しいと家族皆が思っているでしょう。そんな時、こんな本を両親にプレゼントしたら喜んでもらえるでしょうか?

 ただの写真集のほうが喜びそうなので、ここは思案・・・

 

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