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2009年2月 7日 (土)

私の好きな俳優たち~寺脇康文編

 正直なところ、高感を持って観ていた作品は『相棒』と以前の『大様のブランチ』でした。元々水谷さん目当てに『相棒』を観ていたのですが、あの杉下右京殿と最初は全く息が合わなかったのにどんどんお互いを意識し始めながら、自分のスタイルを崩さず、相棒として相手の存在を認めるようになった・・・動物的感を持つ亀山薫クンは杉下さんがいるからこそ際立つ事が出来たともいえますが、もうひとり立ちできるようになったのです。どんどん、その人間臭さが好きになりました。

  このお二人は以前にも『刑事貴族』で共演されていたのですね。残念ながら藤村亮刑事のことははほとんど覚えていませんでした。

『刑事貴族2』以降の主演は水谷豊氏に定着し、出演陣を大幅に入れ替えながら心機一転しました。シリアスとコミカルさが入り混じる若手刑事たちが活躍する刑事ドラマに生まれ変わり、新たなファン層を獲得しました。水谷さんは愛車にイギリス車を使用し、エンデ
ィングにて、タキシード姿に花束を持ってステップを踏むシーンや、常にベストを着用しているなどファッショナブルな設定が随所に出てきて、また音楽も英詞の楽曲を使用したり、インストもあぶない刑事以降のフュージョンを多用したおしゃれな楽曲が多く、エTerawaki003ンディングテーマも舘、郷はもちろん、矢沢永吉、織田哲郎、鈴木雅之 など、アーバンかつワイルドな雰囲気の持つアーティストの楽曲を起用し、そのような細かいところでのこだわりが作品のスタイリッシュなディテールを際立たせました。
 パート1に見られたレギュラー刑事の殉職は、パート2以降はなくりますが、代わりに、卒業や入学を思わせる若手刑事たちの人事異動などは、他の刑事ドラマにはない特色だったと言えます。
やがて人情系刑事ドラマが主流になり始めるとともに視聴率が低迷、1992年12月をもってシリーズは終了。アクション刑事ドラマとしての歴史は、次作『はだかの刑事』で終焉を迎えることになりました。

 1996年4月の放送開始から2006年12月まで司会を務めました。地球ゴージャス公演中(東京公演・地方公演)も生放送、その直後劇場に戻って舞台出演と多忙を極めるスケジュールながらも番組を休む事はありませんでした。(2007年1月からは谷原章介にバトンタッチ)。
 上京して1984年に三宅裕司主宰の劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)へ入団。同年11月、SETの第17回目公演『超絶技巧殺人事件』でデビュー。1987年、同劇団の岸谷五朗、山田幸伸と共にコントユニット・SET隊(せったい)を結成。SETの公演内やラジオドラマ等でコントを披露していました。
 1994年、岸谷五朗と共にSETを退団し、企画ユニット「地球ゴージャス」を結成。現在は舞台や映画、テレビドラマ等で活躍中です。観たいですね、とっても。これまで出演されたテレビ作品は、

追いかけたいの!(1988年10月 - 12月、フジテレビ系列)
ヴァンサンカン・結婚(1991年7月 - 9月、フジテレビ系列)祐之 役
刑事貴族2(1991年10月 - 1992年3月、日本テレビ系列)藤村亮・刑事 役 
刑事貴族3(1992年4月 - 12月、日本テレビ系列)藤村亮・刑事 役
ジェラシー(1993年1月 - 3月、日本テレビ系列)宮坂隆夫 役 
悪魔のKISS(1993年7月 - 9月、フジテレビ系列)加藤明夫 役。
オレたちのオーレ!(1993年10月 - 12月、TBS系列)島田健太 役
季節はずれの海岸物語 X'masスペシャル(1993年12月24日 フジテレビ)
適齢期(1994年4月 - 7月、TBS系列)不破貴之 役 
男嫌い(1994年、TBS系列)平尾修二 役 
おれはO型・牡羊座(1994年、日本テレビ系列)林大臣 役 
君に伝えたい(1994年、MBS/TBS系列)
パパ・サヴァイバル(1995年、TBS系列)北原直人 役 
輝け隣太郎(1995年、TBS系列)富島正樹 役
君と出会ってから(1996年、TBS系列) 神谷健一 役
ひと夏のプロポーズ(1996年、TBS系列)三上絋一 役 
竜馬におまかせ!(1996年、日本テレビ系列)高杉晋作 役 
バージンロード(1997年、フジテレビ系列)有川俊 役
D×D(1997年、日本テレビ系列)岡崎博文 役 
心療内科医・涼子(1997年、日本テレビ系列)杉本陽一 役 
サービス(1998年、日本テレビ系列)早乙女彬 役 
女教師(1998年7月 - 9月、テレビ朝日系列)杉本裕之 役。
徳川慶喜(1998年、NHK)岩倉具視 役。 
板橋マダムス(1998年、フジテレビ系列)岩倉具視 役。   
女医(1999年、日本テレビ系列)時任慎司 役
恋愛中毒(2000年1月 - 3月、テレビ朝日系列)藤谷直樹 役。 
相棒(2000年 - 、テレビ朝日系列)亀山薫 役 
最後のストライク(2000年、フジテレビ系列)北別府学 役 
エースをねらえ!・奇跡への挑戦(2004年、テレビ朝日)桂大悟 役 
ヒットメーカー 阿久悠物語(2008年、日本テレビ)宣弘社の上司  役 
お台場探偵羞恥心 ヘキサゴン殺人事件(2008年、フジテレビ)フジテレビ医務室の医師 役

「相棒」シリーズで水谷さんと共演できた約8年間を『夢のような時間だった』と語っています。また、同シリーズで寺脇はシーズン7を最後に卒業しますが、それは「寺脇はこれから俳優としてどんどん成長できる。相棒にとどまらず様々な役を演じるために、羽ばたいて欲しい」という水谷さんの先輩俳優としての気遣いがあったと「徹子の部屋」出演時に寺脇さんが明かしました。充分主役をはれる俳優さんです。アドリブもできそうですよ、三谷監督!でも『大様のブランチ』も卒業してしまわれたので、これから主役を期待しています。

『地球ゴージャス』も順調で、『ささやき色のあの日たち』は           

どこだかわからない空間。体温の感じられない透明な場所。
そこで、2人の男が出会った。
2人は、何故だかわからないまま、どちらかともなく、それぞれの人生を語りだす。
幼いときのこと、青春の出来事、そして様々な出会いと別れ……。
その度にその情景がくっきりと描きだされ、男は相手の過去を眺める傍観者となる。
やがて、中年男2人の話題は、一つのことに集中していく。
それは、『俺が出会った女たち』。
見栄と恥が混ざり合った男たちのバカバカしいラブストーリー。そして、その裏に潜む彼らの真実の顔。
それは最高の女との物語。
それまでの過去とは一変して、そこに現れた彼女たちは圧倒的な存在で再び男たちを魅了する。
しかし、その出現は男たちにもうひとつの真実を突きつける……優しく、そして残酷に。ワクワクします。

そして『クラウディア 』・・・ 桑田佳祐が世に生み出した数々の名 曲によって構Terawaki_005成され、地球ゴージャ スの舞台とコラボレーション。さらに山本寛斎の手掛ける衣裳がその世界観 を広げる、最高のエンターテインメント。人類崩壊後の未来社会、その世界は愛が抹消され、新たに生まれた人 々は戦いに明け暮れていた。戦いを繰り返す二つの国に生きる男と女、細亜羅(ジアラ)とクラウディアは、 許されないと知りつつお互いに惹かれあっていく。クラウディアが成人を迎える 日、二人の犯した禁じられた愛に眠る龍が目を覚まし、人類は破滅への 狂想曲を奏で始める・・・。

そして舞台『マルグリット』はもう上演されているのでしょうか?春野のマルグリットは、この場面は物憂げな表情が続く。オットーとアルマンの間で引き裂かれ、ある重大な決意をし、虚脱状態に陥ってしまったマルグリット。考えに沈み、静かに、ときたま激情を見せる。そんな女性を抑制された表現で演じていた。演技中は役に相当集中するのだろう、稽古の合間に見せるほっとした笑顔が印象
的でした。寺脇さんのオットーも印象に残りそう。単純な悪役に見えないのは、本人の人柄のせいなのかしら・・・。マルグリットへの高圧的な態度の後ろに、男としての大きさや包容力も感じられました。

 成功を祈ります。

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