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2009年2月 6日 (金)

私には難解な作品たち~京極夏彦編その①

 昨日1日調べて頭がぐちゃぐちゃになった作家・京極さん。実は兄がファンで、兄に「何か面白い本読んだ?」と聞いたところ、迷わず「京極夏彦」と言う答えが返ってきました。推理作家という知恵しかなかった私は、兄の本棚を探しました。そして驚きました。
ネットで、糸井さんとの対談を読んでもっと驚きました。

 まず、略歴は、日本の小説家、妖怪研究家、アートディレクター。世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)、関東水木会会員、東アジア恠異学会会員。「怪談之怪」発起人の一人。北海道小樽市出身。北海道倶知安高等学校卒業、専修Kyougoku001 学校桑沢デザイン研究所中退。代表作に、『百鬼夜行シリーズ』、『巷説百物語』シリーズなど。妖怪伝承をモチーフとしつつも合理的な謎解きを骨子とする推理小説が多いが、作風は多彩である。

1994年(平成6年) - 『姑獲鳥の夏』を講談社に持ち込み、デビュー。
1996年(平成8年) - 『鉄鼠の檻』が第9回山本周五郎賞候補作品となる。
1996年5月16日(平成8年) - 『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。
1997年(平成9年) - 『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞を受賞。
1998年(平成10年) - 『嗤う伊右衛門』が第118回直木賞候補作品となる。
2003年1月8日(平成15年) - 『覘き小平次』が第128回直木賞候補作品となる。
2003年5月15日(平成15年) - 『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞を受賞。
2004年1月15日(平成16年) - 『後巷説百物語』で第130回直木賞を受賞。

 桑沢デザイン研究所を経て広告代理店に勤務、その後独立しデザイン会社を設立。1994年、講談社に投稿した『姑獲鳥の夏』でデビュー。この作品は仕事の合間に書かれたもので、小説の執筆は京極氏にとって初めてのこと(ただし漫画の執筆経験はある)。原稿枚数が新人賞の規定を越えていたため、手元にあった講談社ノベルス版『匣の中の失楽』の奥付を見て、投稿先を決めたといいいます。
 原稿を読んだ編集者・唐木厚により、すぐに講談社ノベルスとしての発売が決定。無名の新人であっただけに衝撃は大きく、これを機にメフィスト賞が創設されました。そのため、しばしば「第0回メフィスト賞受賞者」と称される。本人曰く、暇つぶしに書いた原稿であり、作品の構想は10年前に考えた漫画のネタだというのです。

 デビュー作以来続く、京極の代表作と言える百鬼夜行シリーズには、憑物落しと同時に推理する、新しいスタイルの探偵が出てきます。装飾部分やサブストーリーに様々な伝承、オカルティズムをふんだんに用いながらも骨格はKyougoku_002 論理的な謎解きに徹しているため、狭義の推理小説の王道を歩むと同時に、作者いわくの「妖怪小説」とも呼び得るという、特異なシリーズとなっています。

 百鬼夜行シリーズは、極めてページ数が多いのも特徴で『鉄鼠の檻』で826ページ、『絡新婦の理』で829ページ、『塗仏の宴 宴の支度』『塗仏の宴 宴の始末』で上下巻に分けて1248ページという厚さに達しています。そのため、百鬼夜行シリーズ作品は「レンガ本」「サイコロ本」とも呼ばれており、合作の経験がある漫画家とり・みきには、漫画中の登場人物が京極の本をアコーディオンのように持つと言うパロディをされています。

 作品の見せ方についても、一つの文がページをまたがることのないように、ページ・見開きの末文で改行するよう構成する(文庫化などで字数が変わるとそれに合わせて適宜改行位置を操作する)など、独特のルールを遵守しています。デザイナーの血がそうさせる
のだとも言われますが、それは読者がページを開いたときの第一印象まで、作家の主体的な制御下に置こうという試みといえます。
 こだわりは、みずからDTPソフトAdobe InDesignを駆使して、全ページのレイアウトをこなして印刷所に入稿するレベルにまで至ってい
ます。

 百鬼夜行シリーズ、古典改作シリーズ、巷説百物語シリーズ、厭シリーズ 、南極探検隊シリーズ 、新潮落語シリーズ など調べる程きりが無いのです。

 百鬼夜行シリーズは第二次世界大戦後まもない東京を舞台とした推理小説でした。作中に実体として登場はしませんが、個々の作品のタイトルには必ず妖怪の名が冠せられており、その妖怪に関連して起こる様々な奇怪な事件を「京極堂」こと中禅寺秋彦が「憑き物落とし」として解決する様を描いています。作品内では民俗学、論理学など広範にわたる様々な視点から、妖怪の成り立ちが説かれ、「憑き物落とし」が「事件の種明かし」になることから、推理小説の枠内で語られることが多いが、中には伝奇小説などとする方が見
合う作品も存在します(推理小説的な「トリック」自体に意味がない作品)。また後述のキャラクターが、非常に特徴的であることから、一種のライトノベルとして見る向きもあります。
 

 謎解き役である中禅寺の屋号から京極堂シリーズと呼ばれることも多いのですが、作者自身は「京極堂シリーズ」という名称を好ましく思っておらず、「あのシリーズ」などとぼかして呼称することが多いそうです。
 シリーズ第一弾の『姑獲鳥の夏』は、京極夏彦氏のデビュー作品であり、メフィスト賞創設のきっかけとなりました。講談社ノベルスから刊行されたのち、講談社文庫から通常文庫版と分冊文庫版が刊行され、順にハードカバー化もなされています。

 ネットで糸井重里さんとの対談があり、興味深く読ませていただきました。でも温度差が解らないとか食べる事も忘れちゃうとかどちらかを選ぶなんてことはどっちでもいい、寝る、寝ないもどっちでもいいとおっしゃるんです。仕事をしているとそれだけ集中してしまい、あとのことはどうでもいいように聞こえて、変り過ぎだと思ってしまいました。

とにかく読んでみます。これじゃ何を書いているのか解らないですよね。作品の紹介は第二弾で・・・ごめんなさい。

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コメント

I loved your blog.Really looking forward to read more.

投稿: home made porn | 2016年7月 8日 (金) 19時20分

そういう浅ましいアピールは見るに耐えないっていう感受性自体は、 犯罪者もいるし

投稿: リンク | 2014年5月23日 (金) 19時56分

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