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2009年3月23日 (月)

私の好きな選手たち~イチロー編

 今ははWBCでちょっと元気の無いイチロー選手。日本で活躍していた頃は凄い記録を撃ちたてながらも、それほど気になる選手ではありませんでした。2001年メジャーに入ってからです。年々線が細いと思っていた体が肉体改造したかのように外国人選手にひけをとらなくなったと思い出したのは・・・

 当初は、日本人野手がメジャーで通用するのか疑問視する声が日米問わず多くありました。あるマリナーズの番記者は、日本でのイチローのビデオを見て、「ピッチャーが投げるすべての球に反応して動き、バッターボックスでふらついているようにも見えた。球をたたくように打ち、すぐさま走り出すスタイルは、メジャーリーグの投Itiro001 手と野手が相手では歯が立たないだろうと思われました。そのうえ、パワーもなさそうだった」と述べ、当時のマリナーズの監督だったルー・ピネラも、「打率は2割8分から3割、盗塁は25から30、まあ得点
は稼いでくれるだろう」とそこまで大きな期待はしていなかった。「51」という背番号をつけることになったときにも、当時のマリナーズには「背番号51」はランディ・ジョンソン(1998年まで在籍)の番号というイメージがファンの間で認識されていたために、「ランディの功績を台無しにする」「ランディを侮辱している」という理由であまり好意的には見られてはいませんでした。その後の活躍で、このことを取り沙汰するファンは誰もいなくなりました。前述の番記者も、シーズン開幕から1か月半後の『シアトル・タイムズ』紙に、「お詫び」のコラムを掲載したほどです。その後、日本プロ野球とメジャーリーグのシーズン最多安打記録を保持しており、驚異的にヒットを量産することから「安打製造機」と称されます。米国においては、その巧みなバットさばきの様子から「wizard(魔法使い、魔術師)」と呼ばれています。

 イチローのバッティングスタイルは、変化球を打ちにいき、直球を“詰まりながら”内野と外野に落とす、または、あえて相手投手の決め球を狙って打ちにいきます。アメリカのメディアに「走りながら打っている」、「走りながら打つ忙しい選手」などと言われるように、左打者でスイングから走り始めるまでの一連の動作が速い分、一塁への到達時間が短いのですね。バッティングフォームが「打った直後、すでに右足が一塁を向いている」ためでです。そのため、俊足と相まって他の選手ならばアウトになるようなボテボテの内野ゴロ
が安打になることが多いのです。日本時代は全安打の約16%、メジャーでは全安打の約22%を内野安打が占めており(2008年シーズン終了時点)、内野安打の多さは突出している。さらにこのような内野安打は「狙って打っている」と語っています。2001年は打率.350をマークしましたが、242安打中62安打が内野安打であり、内野安打を全てアウトとして計算すると打率は.260に過ぎない。262安打を放ち打率.372で首位打者に輝いた2004年も、内野安打58本を全てアウトと換算すると打率は.290に留まる。毎年記録される高打率はこのような内野安打を打つ技術に裏打ちされて生まれていることは明白です。でも、イチロー本人は意外にも「(内野安打では)見てる人もつまらないでしょ」というコメントを残しています。(余裕~)現役プロ野球選手としては小柄なほうで、本塁打数も歴代シルバースラッガー賞受賞者の中でも最も少ない部類に入るイチロー選手。ただし、本塁打に関しては、前マリナーズ監督のボブ・メルビンがケーブルテレビ局・ESPNに「(試合前の)彼の打撃練習を見てみなよ。いつも山ほど(ホームランを)打っているよ」と語っているように、ウェイド・ボッグスと同じくあえて試合では単打狙いに徹していると言われています。コラムニスト・木本大志氏は、イチローが内野安打を打った時と本塁打を打っItiro002 た時では軸の位置に違いがあることを言及しています。イチロー自身も『ニューヨーク・タイムズ』紙に「僕にとって、フライを打ってから『あぁ、多分ホームランになるな』と思うシチュエーションになった事は一度もない」と語っていることから、本塁打は意図的に打っている事が汲み取れます。実際それは記録上にも現れており、日本時代の1000本安打目を始め、節目の安打は本塁打が多く、メジャーでの通算本塁打のうち3分の1以上が初回先頭打者本塁打です。2007年のオールスター後のインタビューでは「(打率が)2割2分でいいなら、40本(打てる)と言っておきましょう」と冗談混じりながら語っています。

 「打率は変動するが、安打は積み重ねることができる」との理由から、打率よりも安打数を重視し、四球を望まず積極的に打ちにいくタイプで、三振・四球ともに少ないですね。ただ敬遠の数は多く、年10回以上されることが多々あり、通算でも200個を超えています。書籍『イチローイズム』では、著者の「シーズンを終えて『199安打で4割』と『ジョージ・シスラーのメジャー記録を上回る258安打で、3割9分9厘』、イチローはどちらを望むのか」という質問に対し、「僕が210本のヒットを打った94年に、よく訊かれたことがあるんです。それは、『199本で4割ピッタリだったとして、次の打席はどうするか』ということだったのですが、いつも決まってこう答えていました。『決まり切ったこと、訊かないでください』と。もちろんそれは今も変わりません」と答えています。2005年は年間最多安打記録を更新した翌年だけに打率4割を期待する声も強かったのですが、『ニューヨーク・タイムズ』紙はイチローのバッティングスタイルを考慮し、4割の大台達成よりもむしろジョー・ディマジオの持つ56試合連続安打記録を塗り替えるほうが現実的との見解を示唆しました。対して本人はインタビューでの『打率4割とメジャー最長記録である56試合連続安打、どちらのほうが達成は難しいか』という問いで、56試合連続安打のほうを選んでいます。まさに職人ですよね。

 打席に入ると背筋を伸ばし、やや後傾気味に重心を取り、右手でバットを垂直に揃え、左手を右上腕部に添える動作を、1996年シーズンから必ず行うようになりました。これは眼の焦点をスコアボードに合わせた後、バットへ焦点を変えることによって、ボールに対する動体視力を一時的に上げる効果があるとも言われています。この特徴的な動作と、バットコントロールの巧みさからイチローのバットはメジャーで「magic wand(『魔法の杖』の意)」と称されます。メジャーリーグ移籍直後は日本より数段速いと言われるメジャーの直球に対応するため、ハイキックをやめてオープンスタンスを採用するなど、止めどなく変化を続けるバッティングフォームであるが、2004年シーズン中である6月24日の夜に行ったフォーム改造で、「小さい頃に野球をやっていた時に感じたのと、近い感覚が戻ってきた」と語っています(この時、なにかが降りてきたかのようにフォーム改造を思いついたことから、一部で「シスラーが憑依した」とも言われた)。
このシーズン、メジャー記録となる262安打を放っています。2005年からは、四球の数こそ増えないものの、待球により、球数は増えています。2007年からは内角対策のために猫背になることがある。2008年は自分のストライクゾーンを狭めて悪球打ちをせず、ストライクゾーンに来た球だけを振るようにしたことにより、四球が若干増えました。

 2001年のメジャーデビュー当初、元マリナーズのチームメイトであったジョン・オルルドはイチローの打撃について5通りの打ち方をすると評しました。1つ目はランニング・ワン・ハンダー(半分走りながら片手で打つ)、2つ目はザ・リーナー(ボールに寄りかかりな
がら打つ)、3つ目はフィストカフ・スイング(なぐりつけるように流し打つ)、4つ目はチップ・スイング(ゴルフのチップショットのように打つ)、5つ目はパワースイング(力で引っ張るバッティング)であるといいます。2006年に行われたメジャーリーガー415人による投票「最も肩が強い外野手」で48%の得票率を占め1位となった強肩に加え、「レーザービーム」と称されるコントロールのいいスローイングのため、他球団からは最もタッチアップしにくい外野手に挙げられています。コントロールの良さは、マリナーズのCMのメイキング映像で、外野からキャッチャーミット目がけて指定したコースにカーブを投げ、ストライクになっている事からも窺えます。

 記録には出ないファインプレーも魅力の一つになっています。この守備はメジャーでも高い評価を受け、ゴールドグラブ賞を2001年?2008年の8年連続で受賞しています。広範囲な守備と強肩のため、イチローの守備範囲に納まる打球は三塁打が二塁打になったり、犠牲フライが併殺外野フライになったりするのですから驚きです。この事からイチローの守備する右翼は、その背番号と超常現象がよく確認されるというネバダ州の米軍秘密地区に掛けて、「エリア51」と呼ばれていました。

 「走塁は打撃や守備よりも難しい」と口にしており、その理由として、「打撃は成功率が良くて3割強だが、走塁は成功率が10割に近くないといけない」こと、「走塁は、野手の肩や芝生の状態などといったことをすべて考え、それらを踏まえた上で瞬間的な判断をしなければならないから難しい」ことなどを挙げています。

ニューヨーク・ヤンキースの捕手ホルヘ・ポサダはイチローをメジャーリーグでもトップ5に入る選手だと語り、同チームの王建民は試合開始前のイチローにサインを3つ頼んでいる。同僚のジャロッド・ウォッシュバーンは「(イチローは)何でもできるから、もう何をやっても驚かない」「だが、(手の内を)全部見たと思っても、また違う何かをやってみせる」と寸評しています。

 チームが勝利した試合であっても自分に安打が出なければ「つまらない」とコメントするように、ある種独特な野球観を持っていますね。更に孤高な態度も相まって、チーム内からは、イチローがチームワークを乱すとの不満が度々表面化しています。2007年5月のタンパベイ・デビルレイズ(現タンパベイ・レイズ)戦前には、イチローはわがまな選手だとの声がチーム内で聞かれ始めたことを受けて、当時の監督マイク・ハーグローブが急遽ミーティングをして沈静化しており、2008年には『シアトル・タイムズ』紙が、“信じ難い人数のチームメートがイチローを嫌って”おり、彼らがイチローを”殴り倒してやりたいと話していたのを耳にしたと言う内部者の話を掲載しています。この時は当時の監督ジョン・マクラーレンによってミーティングが開かれたといいいますが、記事掲載当時の監督代行ジム・リグルマンとJ.J.プッツはこれを否定しています。2009年にニューヨーク・メッツに移籍Itiro007したJ. J. プッツは『シアトル・タイムズ』紙に、「マリナーズ内にチームプレイヤーではない奴がいた」として、イチローを遠回しに非難しているそう。更に、米大手スポーツサイトは、「WBCを辞退すべき5人の選手」と題した記事の中でイチローの名前を挙げ、「チームは新監督を迎え、自身の性格について疑問が投げかけられる状況なので イチローは(マリナーズのキャンプに参加し)チームメートと親睦を深めることに 時間を費やしたほうがよい。」と述べました。 東北楽天の野村克也監督は、「(イチローは)マリナーズ で評判悪いらしいやないか。 チームメートが全然相手にしていないらしい。 団体競技なのに、嫌われたら話にならんだろ」とコメントしています。これも職人気質が災いしているだけで、イチローがいなくなったら、また逆の評判がたつんでしょうね。気にしない、気にしない。

 普段はメディアの取材に積極的に応えることはありませんが、糸井重里氏との対談で、「僕はゲームの後にその日の試合のことについて語ることを、あまりしていません。それは真剣に見てくれている人々のことを考えると、いい加減なことを言えないからです。適当にあしらうことはできないんです」と語っています。「オフになってからは『イチローは何を考えているのだろう』という質問に答えることにしています」との言葉どおり、オフの特別番組やロングインタビュー等には積極的に応じています。同対談では「一時的な注目ではなく、何年も僕に興味を持ってくれる人達とは、もう一生の付き合いだと思っているんです」とも語っていいます。現在39歳になるとは思えない俊敏さをずっと見守りたい気持ちで一杯です。

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コメント

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投稿: 熟女のエロ動画 | 2011年10月26日 (水) 11時54分

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