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2009年4月27日 (月)

ちょっと気になる作品たち~松岡圭祐編

 実はこの方、TVに出ていたころから存じませんでした。ベストセラーを探していてたまたま、連休もあることだし、ディズニーのことでも書いてみようかと資料を探していた時、多くの作品が注目を揚げている松岡さんの作品に出会いました。

 1997年10月に、小説『催眠』を発表。この作品はシリーズ化されることになりました。同シリーズは、催眠現象の実体を描いたものです。1999年5月に、小説『千里眼』を発表し、同様にシリーズ化された。元航空自衛官で臨床心理士の岬美由紀というヒロインが登場するシリーズで、北朝鮮の工作船や同時多発テロ・イラク戦争など、国際的時事問題を盛り込んで、それを松岡流の料理の仕方で見せるのが特徴です。『催眠』『千里眼』とも、それぞれ第一作は映画化されました。

 でも私が注目したのは、『ミッキーマウスの憂鬱』でした。東京ディShagaru004 ズニーランドでアルバイトすることになった21歳の若者。友情、トラブル、恋愛…。様々な出来事を通じ、裏方の意義や誇りに目覚めていくというお話です。秘密のベールに包まれた巨大テーマパークの“バックステージ”を描いた、史上初のディズニーランド青春成長小説といえるでしょう。ディズニーランドに派遣されることになった派遣社員・後藤。 夢と希望の国に対する情熱にあふれているものの やることは微妙にからまわり。 憧れの場所で働くうちに、その内情を知り、失望するのですが・・・

 暴露本?と思うほど、リアルに描かれるディズニーランドの舞台裏。 正社員と準社員の間の争いや、そこで働く人々の軋轢を描きながら ミッキーマウスの着ぐるみ紛失という「事件」が描かれます。 後藤はちょっとずうずうしくて、夢見がちな主人公ですが ディズニーランドへのあこがれがいっぱいで、 ディズニーランドの内幕を知る感想は、共感させられました。 読後は「青春小説」のあおりにふさわしい、さわやかな印象です。  あまりにドラマチックな展開や、子供っぽい主人公には、読んでて恥ずかしくなってしまいますが、読み終えた後、仕事に対する熱い気持ちが湧いてきました。自分もディズニーランドで仕事してみたい、もしくは、それぐらい楽しく仕事に気持ちを注ぎたいって思いました。
 でもこの話は子供たちにはしないほうがいいですね。子供にとってミッキーやミニーはあくまでミッキーとミニーなのですから。

 また『千里眼』シリーズの『優しい悪魔』はスマトラ島地震のショックで記憶を失ったインドネシア人女性。その莫大な財産を独占しようとする弟が片っ端からあたった記憶快復療法の可能性は2つに絞られた。不可能を可能にするメフィスト・コンサルティング・グループ
のダビデなる男、そして千里眼の異名をとる岬美由紀。今、ここに因縁の2人の運命が交差する。歴史を意のままに操るダビデの隠された日常と生い立ちが初めて明かされる、書き下ろし新シリーズ第9弾。下巻では岬美由紀を亡き者にせよとメフィスト本社から最後通告を受けたジェニファー・レイン。さもなくば自身が闇に葬り去られる。ついに二人の正面きっての対決の時。ジェニファー・レインの最後の48時間が幕をShagaru011 開けた・・・。 毎回の如くスピード感があり、良く練られたプロット、読者さえ騙すギミック。 感動あり笑いありのまさに娯楽小説様様です。 ついに、謎のイタリア人ダビデの正体が明かされます。 なぜ、いつも美由紀の前に現れるのか? そして、ジェニファー・レインとの決着。 美由紀の新たな旅立ちを予感させるラスト。 千里眼シリーズの総纏め的な作品になってます。 ただ、上下二巻に分ける必要があるのか?と大人の事情に突っ込むのは野暮なのでしょうか。

 『千里眼とニュアージュ 完全版』でも 謎多き町で恵梨香はダビデと出会います。 一方、IT産業の帝王・陣場輝義は、埋蔵金発掘プロジェクトを推し進めていた。巨額のカネをめぐる熾烈な利権争い。その果てに、美由紀が地下200メートルで見た""真実""とは!?

 『催眠』は、ある嵐の晩、ニセ催眠術師・実相寺則之の前に突然現れた色白の女。稲光が走り雷鳴がとどろく中、突如女は異様にかん高い声で笑い出し、自分は宇宙人だと叫び始めた──肝を潰す実相寺の前で、その女が見せた異常な能力とは? そして女の前に現れた東京カウンセリング心理センターの催眠療法科長・嵯峨敏也が見抜いた女の能力の秘密とは? 複雑な精神病理と医療カウンセリングの世界を一級の娯楽作品に仕立てた話題のベストセラーです。

  ああ~読みたい!!きっと期待にこたえてくれるでしょう。

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