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2009年5月22日 (金)

フォークソングと呼ばれていたあの頃

 私が知る限り、1970年代が黄金期と言えるのではないかと思います。私はまだ幼かったけれど、兄がよく聞いていて、私も『花嫁』や『悲しくてやりきれない』『あの素晴らしい愛をもう一度』など沢山の曲を歌いました。家にはクラッシクギターはありましたが、フォークギターがなくて、それでもコードを何とか覚え、その頃には、吉田拓郎や井上揚水のレコードを買っていました。

 でも何より加藤和彦氏と北山修氏の存在は大きかったですね。加藤さんは、アマチュアフォークグループ「ザ・フォーク・クルセダーズ」の解散記念に制作したインディーズアルバム『ハレンチ・ザ・フォーク・クルセダーズ』中のオリジナル曲『帰って来たヨッパライ』に対するリクエストがラジオ局に殺到し、プロデビューの話が持ち込まれましたね。加藤さんは難色を示しましたが、毎朝説得に来ていた北山修の説得により1年かぎりとの約束でプロの世界に入りました。
 シングル2作目に予定していた『イムジン河』が、政治的配慮から発売禁止にされたこともありました。これに憤慨し、イムジン河のメロディを逆回転させて作った曲が『悲しくてやりきれない』であるとする説もあります。
 
 1990年代からは歌舞伎音楽を手がけました。この縁から、後のModann003 フォーク・クルセダーズ再結成コンサートでは、市川猿之助 (3代目)と共に歌舞伎の口上で幕を開けました。考えられますか?
 
『イムジン河』が初めて日の目を見た2002年には、フォーク・クルセダーズを半年間限定で新結成(他のメンバーはきたやまおさむと坂崎幸之助で、はしだのりひこは不参加)しましたね。映画『パッチギ』にて、第60回毎日映画コンクール音楽賞受賞。2005年発売のプレイステーション2用ゲームソフト「天外魔境III NAMIDA」の音楽を担当と幅広く活動しています。

 そんな加藤さんを横目に私は拓郎の熱狂的なファンになり、最初の離婚をするまでは応援していたのですが、並行するように、揚水、かぐや姫、泉谷しげる、赤い鳥、ガロ、チューリップ、送れてオフコース(彼らはフォークとは一線を博していたようですが)ユーミンと聞いていくうちに、ニューミュージックと言う言葉が現れ、一くぐりにされてしまいました。その後も松山千春、中島みゆきはフォークでしょうと言いたくなりましたが、拓郎らは、ボブ・ディランに影響された人が多かったですね。かれらの音楽は、詩を重視し、語り部のような要素があり、それがまたたまらなくいいものでした。
 最近はかぐや姫の歌の『神田川」を聞いて、「生活保護受ければいいのに」と言う人もいるそうです。情緒がないですね・・・

吉田拓郎がNHKの『ヤング101(?だったと思いますが)』に出演が決まっていた時、ちょうど婦女暴行事件で騒がれて出演禁止になった時は本当に悲しくてやりきれないおもいをしました。以降、TV出演は殆どなくなり、フォークの歌い手は一にぎりの人しかテレビに出なくなりましたね。

 唯一、深夜のラジオ番組にいるんなフォークシンガーがディスクジョッキーになり、それを眠い目を擦りながら聞いていた次第です。そんな学生時代を過ごした方は今は何を聞いているのでしょうか・・・

 今聞きたいのは、不思議と井上揚水さんの『氷の世界』のアルバムですね。『旅の宿』も時々聞きたくなるので、マイ・ミュージックに保存してはあるのですが、昔を思い出してもどうにもならないので、今時の曲を理解しようと思うのですが・・・ついていけませんね・・・でもウタダヒカルじやミスチルは好きですよ。黄金期のように歌番組はなくなってしまいましたし、どうやってみんな曲を聴いているのだろうと不思議でたまりません。昔は月間明星とか平凡を買うと新曲からやや古い曲までギターコードがついた詩がのった付録がついてきてそれで歌を完全マスターしたものでした。年齢がバレバレですね。でも今はあの頃ライバル的だった存在も仲間でワイワイやっていると小田さんが言っていたのを聞いて、なんだかほっとしています。

 清志朗さんも、好きだっただけに今だ死を受け止められないでいる私でした。

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コメント

わたしも懐かしい名前がいっぱい出てきました(*^_^*)

「帰ってきたヨッパライ」出たときはみんなぶっとんだ感じでしたね。あのような感じの曲当時はなかったからですね。
イムジン河はとてもいい歌ですけれどね。
禁止にはわたしも憤ったですね。
揚水、かぐや姫、泉谷しげる、赤い鳥、ガロ、チューリップ、オフコース、みんな懐かしいです(^_^;)
神田川はとても好きな曲ですが、生活保護(^_^;)笑うというかあきれるですね、あの情緒わからんですか、といいたいですね(*^_^*)
「氷の世界」もいいですね。一時すり切れるほど聞きました。
ほんとにわたしも年がバレバレですがやっぱいいですね。
今のはあまり聞いていないしほとんど知らないのですけれど(^_^;)

投稿: KOZOU | 2009年5月23日 (土) 23時22分

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