心と体

春の病い

 春や季節の変わり目、気圧の影響で身体の不調を唱える人は多いのでしょうね。私もその一人です。過去に頚椎の手術を2度しているし、階段から落ちて(ドジ・・・)額の神経を一本切ったりしているので寒さ暑さがはっきりしない時期はかなりしんどいです。なので鎮痛剤はかかせないのですが、鎮痛剤では効かないことのほうが多く、つい安定剤に手を出してしまいがちな今日この頃なのです。
 安定剤は神経科で眠剤と一緒に処方され、本来就寝前に飲むべき薬なのですが、こう傷みがつづくといけない使い方をしてしまうのは困ったものだと自負しています。
 安定剤は気分を落ち着かせる為のものですが、そうすることで不思議と傷みの感覚が鈍ることを知ってしまい、今日は我慢しようと言い聞かせては、その誘惑にPhoto 負けてしまう情け無い私・・・
 病院で痛み止めとホリゾンという安定剤を注射してもらうとかなり楽ですが、ホリゾンは血管をダメにしてしまうので昔はあんなに腕に血管が浮き出ていたのが、今では血管を探すのに看護士の方が一苦労しています。4,5回針をさされることは覚悟しなければなりません。
 こうして神経科に通っていろんな方たちとお友達になりました。もう目が据わっている人、呂律が回らない人が殆どですが医師の言うことを素直にきいて、社会復帰のため、毎日ディケアに通ってきている姿はとても感動的です。

 『レインマン』という映画がありましたね。あれは確か主人公が自閉症でしたが、数を覚えるのは抜きん出て発達していて、驚かされたものです。でも本当にそういう知能を持っているのに社会に出られない人は沢山いるのだと実感させられました。そして彼らは心がピュアで相手の気持ちをとても考えてくれるのです。ある日、私が余り調子が良くなくて待合室で待っていると、いつも話しかけてくれる女性が、「今日は調子悪そうだから話さないね。」とそっとしてくれたのです。健康な人だと気付いてもらえないような事でも自分にそういう経験のある人は決して自分がされたくないことは人にはしないのです。
 そういう面でも神経科に行くだけでいろんな勉強になるし、落ち着けるのです。私、変でしょうか?
神経科というのは、他の病院では経験できないいろんなことを教わった気がします。医師始め、看護士、患者さんに私は感謝しないではいられません。

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使えなくなったリタリンについて

 私は不眠症の為、安定剤と眠剤を常用しているのですが、薬が日中に残ってボーッとすることがままあるので、仕事に支障をきたすとかかり付けの医師に相談したところ、「覚醒効果のあるリタリンを追加しましょう。」と簡単に出して頂いていました。

 でも、覚醒剤かもと不安になり、ネットで色々調べてみて驚かされました。なんと危ない使い方をしている人が多いこと!!非合法な買い方をして、錠剤を砕き、鼻から吸うなん記事もありました。そんな風に普通の覚醒剤より安易に手に入る事で、乱用が黙認されていましたが、とうとう神経科でも法的に使用不可能という事態に陥りました。
 神経の病の一種で突然眠ってしまうという病気の為に開発された薬が、ぶっ飛びたいが為に乱用され、禁止になってしまったリタリン。本当に欲している人々はこれからどうすればいいのでしょう・・・
 私は止めようと思っていた矢先の出来事だったのでそれ程苦しまずに済みましたが、もう、本当に神経の病にかかった患者さんを貶めるような行為はしないで下さい。 
 眠剤も死ぬ為にあるのではなく、眠れない人を救う為にあるのです。うつ病、パニック症候群、過喚起症候群etc・・・

 こういう病は内科や外科とは違った苦しみがあるものです。周りの理解も必要です。そう、知らず知らずにあなたの自立神経も失調しているかもしれません。何も手に付かない、手がしびれる、頭痛が薬を飲んでもおさまらないなど、いろんな症状がその兆候かもしれないのです。そういう人は傍から見ていると単なる怠け者と映りがちですが、一概にそう決め付けないでほしいのです。神経科というと敬遠される方が多いでしょうが、今は随分開かれた、入りやすい病院も増えてきました。春は特に陥りやすいので、少しでも変だなと感じた方は是非、通院をお勧めします。親身になってくださる医師を早く見つけて下さい。

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病院は選びましょう!! 

 いろいろな病気があるように、病院も沢山あって何処へ行けばいいのか解らない時ってありませんか?

 病院もあそこはいい、ここは悪いという口コミで決めている方が多いと思います。ただ人それぞれ、病気の種類もそれぞれですから一外にここは絶対良いなんて言えないのです。

例えば内科の場合、たいしたこと無いなあと思い、近くの割と評判が良い個人病院ですませてしまい、そこでは精密検査ができないからと大学病院へ紹介されるケースがあります。でもこれは、その近くの病院の先生の判断は適切だったといえるのです。怖いのは「~でしょう。」で済ましてしまう先生です。こういった場合、患者は不安な気持ちが残ってしまいがちです。

 ある病院関係者が言うところによると、病気になったら、一つの病Higashiyama_ume_xl 院だけでなく二つの病院にかかってみてどちらの医者の言う事に納得できるかを判断した上で一つに絞ることも大切だとのことでした。そして本当に尊敬できる医師とは、患者を見下げてものを言うのではなく、同じレベル、すなわち患者の気持ちを汲んでくれる医師だと思うのです。

 私もいろんな病気をして、いろんな先生と接してきましたが、本当にこの先生でよかった、救われたと感じた先生は二人しかいませんでした。一人は冗談ばかり言って、気持ちを明るくして不安を与えないよう心配りをする(でもホントはとても偉い院長なのです)先生。もう一人は神経科で出会った謙虚で優しく親身になってくださる先生。何でも話せて、一つ一つのこちらからの疑問に丁寧な説明をしてくれる・・・先生自身も身障者だから患者の辛さやや苦しみがわかるのかもしれません。本来医師はこうあるべきだとつくづく思ったものです。

 機材やデータの分析ばかりを重視するあまり、機械的な話で終始一貫する昨今。
 そういうデータも必要ですが、データで心の不安は消えるでしょうか?「データでは何でも無いから大丈夫です。」その言葉で症状が消えたためしが無いのが私の実感です。

 でも定期健診というものは受けるべきでしょうね。症状が悪貨する前に発見できる可能性は高いのですから。

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