文化・芸術

私の好きな作品たち~絵画編

 私は絵画を鑑賞するのも大好きで、高校生の頃は、図書館へ行っては分厚い絵画の全集をよく観ていたものでした。どの作品も甲乙つけ難く素晴らしいので、好き嫌い無く観ることが出来ます。

 でもいつの間にか東山魁夷氏の絵画はいつも心に残っていて、私を1030_6 癒してくれました。昔から教育テレビの『日曜美術館』を観る事を常としていたので、東山氏のことも詳しくは番組で知ったのでした。ちょうど日展に出品する作品を手掛けている最中で、運良く、東京でその絵を間近に観る事も出来、でもそれが最後になってしまいました。墨絵のようなタッチの作風は彼の後期の作風で、北欧などの風景画とかなりギャップがあったため、最初は馴染めなかったのですが、今にして思えば、ああここに帰り着いたのだなと納得できるようにもなれたのです。

 そしてまた、いつからかゴッホ、シャガール、モジニアーリ、ダリなど作風が全く違うにも関わらず、好きになっていった私が存在したのでした。
 何故だろうと考えてみても、答えが出ず、いつか美術の先生がおっしゃった「良い絵には自然と人が集まるのです。だからその絵や作家が有名になるのです。良い絵というお墨付きだから人が集まるのではないんですよ。」という言葉が思い出されます。確かに。私はブランドものが嫌いですが、ブランドというのは、これは素晴らしいと認められた証なのだから、それなりに他より優れたところがあるから憧れるのだと最近思うようになりました。

 画家も一つの作品が世で認められたからといって、全てが良いと言うわけではなく、だから苦悩して一生を捧げる訳で、亡くなって初めて認められる作家も数多い世界です。

 ゴッホは弟や友人に宛てた手紙からもその苦悩を読み取れ、それがああいう画風を創りあげたのかと思うと、また絵に対する思い入れが違ってきます。

 画家も作家もいろんな苦悩があって今日があるのかと思うと、のほPhoto ほ~んと生きてい私には想像を絶する世界に生きた作家達にいやおう無く引き寄せられるのは当たり前なのかもしれません。

 これからも、暇を見つけては絵画を集めて、紹介しようと思います。
お楽しみに・・・

| | トラックバック (0)

私の好きな映画たち~邦画編

 一時期、日本映画はもうだめだと言われていた時期がありましたが、最近では随分興行収入も増えスケールの大きな作品も増えましたね。そんな中、草分け的存在になったと思われる作品をいくつか挙げてみようと思います。

 

アレはもう20年以上昔の話ですが、学生だった私にずし~んときたのは『ヒポクラテスたち』という映画でした。まだインターンの卵の学生達が織り成す様々な現実との葛藤・・・いまでは日常茶飯事のことが、あの頃は考えさせられていた事を思い出します。

主人公の荻野愛作という名前もおかしいけれど、その愛作君が彼女を妊娠させてしまい、自分が居る大学病院ではなく、見知らぬ婦人科で中絶したところ、その病院は免許もなく病院を経営していたことをニュースで知り、、愛作君は混乱。その間彼女は実家に帰っていってしまていたのですが彼は自分のした事に責任をとろうと電話で彼女に結婚を申し出るのだけれど、彼女のお兄さんがとりあってくれず、とうとう気が変になってしまい、真っ白な白衣をマジックで真っ黒に塗りつぶして着て歩くようになってしまいまPhoto す。
『コンドーム、つけてやらなきゃメンドーウム』という言葉が当時はやりました。
そう、混乱するのが当然ですよね。学生だからとか、本気じゃなかったからといって簡単に中絶することはやはりおかしい事です。それ以上に好きな人とは大事にしなければならないことが沢山あるはずだと思うのです。本能のままに流されるのは、それはそれで素敵な
ことかもしれないけれど、いろんなリスクを背負う覚悟はお互いしておかないといけななってあの映画をみて考えたものです。

それから印象的なのは『ツィゴイネルワイゼン』。鈴木清順監督のノリのよさは言葉の一つ一つ
に重みがあり、頭から離れなかったですね。『おじさん、お骨を頂戴?』と言う少女がいまでも時々夢にでてきます。

 あとは松田優作主演、夏目漱石の『それから』も美しい映像にごくんと息を呑んでしまいました。最近では『世中』、『今会いに行きます」、『三丁目の夕日』それから個人的に水谷豊ファンなので『相棒』も観たい作品候補です。

 昔はジャズ喫茶と映画館はよくはしごして1日過ごすなんてしょっちゅうでした・・・

そういう時間も持たなきゃ心がしなびてしまいそうです。
私のGWは映画とお花見になりそうです。

| | トラックバック (0)